こんにちは!
訪問看護ステーション新松崎、理学療法士の金井です!
今回は転倒予防についてお話しします。
日本理学療法士協会、理学療法ハンドブック「転倒予防」から抜粋して紹介します(ホームページより、どなたでも無料で見ることができます)。
現代の日本では、65歳以上の高齢者の3人に1人は年に1回以上転倒し、3秒に1人が転倒し、1分に1人が骨折しているとされています(2021年時点)。
転倒は骨折や怪我などに繋がり、負の循環となり、要介護へ繋がってしまいます。
では、どういった方が転倒しやすいのでしょうか?まずは転倒リスクをチェックしてみましょう。
・過去1年間に転んだことがある(はい5点/いいえ0点)
・歩く速度が遅くなったと感じる(はい2点/いいえ0点)
・杖を使っている(はい2点/いいえ0点)
・背中が丸くなってきた。(はい2点/いいえ0点)
・毎日お薬を5種類以上飲んでいる(はい2点/いいえ0点)
以上、合計点が6点以上になると、転倒しやすい状態と言われています。
※理学療法ハンドブック「転倒予防」より抜粋
次は脚の機能チェックです。
・椅子に座り、立ち上がり動作を5回繰り返し行い、12秒以内で完了できる。
結果はいかがでしたでしょうか?
上記のチェックで結果が大丈夫でもそうでなくても、日ごろの運動が健康と転倒予防に繋がります。
それでは、ここからは転倒予防の運動をいくつか紹介します!
①椅子からの立ち上がり運動
座り込みの際は「ドスン」とならないよう、ゆっくりと座り込みましょう。
②片足立ち運動
すこしでも危ないと感じたら、何かに掴まって実施しましょう。
大丈夫な方は掴まらずに実施してみましょう!
※理学療法ハンドブック「転倒予防」より抜粋
その他、座ったまま①もも上げ②膝伸ばし③足首の運動などのちょっとした体操も血液循環や転倒予防には効果的です。
座っている時間が長い時、運動不足を感じる方等々、テレビを観ながらでも行えます。
ぜひ実施してみてください!
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